Q.19 ものまねのネタはどうやって見つけるんですか?
関根さんが無意識にネタを拾っているこんな場所…
たしかにWikipediaに載っているものまねのレパートリーを見ると、とんでもない数ですもんね。
Wikipediaは、ラジオとかで1回でもやったネタを、ファンの人が書き入れてくれるんですよね。だから、今言われてもできない人がほとんど(笑)。一番ひどいのが「内田有紀の母」っていうのね。どういうものまねかっていうと、昔写真雑誌で、室内練習場で親子でゴルフをしてるのが載っていたんですよ。それで、その帰りに写真を撮った時に、内田有紀のお母さんは決して前へ出ずに、有紀ちゃんを支えるようにしていたんです。それを見て、ラジオでりえママは前に出るけど、内田有紀の母はこうだよ、とか言って「有紀をよろしく」って、やったんですよ。小堺君が「馬鹿でー! なんだよそれ」って。それがレパートリーに書かれちゃった(笑)。
そんなのも入っていたんですね(笑)。
だから、このあいだも、大阪のテレビでレパートリーがおりてきて、司会の方が「内田有紀の母ってどうやるの?」っていうから、説明してやってみせましたよ(笑)。
レパートリーの中で不評なネタってありますか?
歯を削る音っていうのがあるんですよ、ものまねで。それが評判悪いんですよ、似てるんだけど。痛かったことを思い出すんですよね。嫌な思い出がね。だから、ものまねもいい思い出じゃないとウケないんですよね。
今はYoutubeとかでいろいろ見られるじゃないですか。改めて見ると、マニアックなネタが多いですよね。
やっぱり、人がやってないのをやるのが、一番気持ちいいですよ。今まで、他の人とはほとんど被らなかったですね。人がやってないところをやるっていうのは、大事ですね。
変な話、その時々でネタになる芸能人は変化しているのに、関根さんは、ずっと変わらずにいるんですよね。
釈由美子さんの場合は、今の釈さんじゃなくて、不思議キャラの方のものまねだしね。「釈由美子です」って。
こりん星時代のゆうこりん(小倉優子)もやってましたよね。
そうそう。やってましたね。